相模大野ピアノ教室 リズム遊びで「リズムが大好き!」に
こんにちは!相模大野ピアノ教室、講師のたつおかゆかりです。
今回は、ピアノレッスンの中でも特に大切にしている「リズム遊び」についてご紹介したいと思います。
リズムは、音楽の土台ともいえる大切な要素。
特に年長さんや小学校低学年のお子さんたちにとっては、ただ楽譜を読んで音を出すよりも、まず「感じる」ことが大切です。
最近のレッスンでは、ピアノで弾く曲のリズムを体で感じながら覚える「リズム遊び」を積極的に取り入れています。
例えば、曲のリズムに合わせて手拍子をしたり、足踏みをしたり、リズム打ちのアクティビティをしたり…。
こうした体を使った活動を通して、子どもたちは自然とリズムの感覚を身につけていきます。
ピアノの導入期は、リズムを頭で理解する前に、まず体で感じて覚えることが大切です。
子どもたちは、体を動かしながらリズムを経験することで、音の長さやテンポを直感的に捉えることができるようになります。
たとえば、4分音符、8分音符、2分音符など、基本的なリズムの違いを歩きながら感じる活動を行います。
音楽に合わせて歩いたり、止まったり、速さを変えたりする中で、子どもたちは自分の体と音楽が一体になるような感覚を得ていきます。
テンポが速くなっても遅くなっても、子どもたちは笑顔で取り組み、リズムに乗ることの楽しさを体いっぱいで表現してくれます。
また、言葉や歌詞のリズムを用いて、実際にピアノで弾くリズムと一致させる練習もしています。
ことば遊びの延長のように感じることで、難しく考えすぎずに自然とリズムを理解できるようになります。
そして、さらに成長してきた生徒さんには、少しずつ複雑なリズムパターンにも挑戦してもらいます。
レッスンではリズムカードを使ったアクティビティも行っており、カードに書かれたリズムを即座に叩くというトレーニングです。
カードの順番は毎回シャッフルされるので、どんなリズムが出てくるか予測ができません。
だからこそ、集中力が高まり、反応力も育ちます。
この活動では、生徒さんたちの目がキラキラと輝き、「次はどんなリズムかな?」とワクワクしながら取り組んでくれます。
こうしたゲーム感覚の活動は、リズム感を養うだけでなく、音楽に対する前向きな気持ちや意欲を高めるきっかけにもなっています。
最近のレッスンでは、ある曲を使って「歌詞とリズムを声に出さずに感じる(心の中で歌う)」という活動を取り入れてみました。
カードの片面に歌詞を表示し、もう片面は白紙にして、歌詞を声に出さず、心の中でリズムを感じながら進めていきます。
このような「心の中で歌う」練習は、休符や等拍の感覚を育むのにとても効果的です。
声に出さなくても、正確にリズムを感じ取れるようになることで、演奏にも自然と安定感が出てきます。
こうした活動の積み重ねが、子どもたちにとっての「音楽って楽しい!」という気持ちに直結します。
そして、リズムに対する苦手意識がなくなることで、ピアノを弾くことそのものがますます楽しくなってくるのです。
実際に、ある生徒さんがこの活動を通してその曲をとても好きになり、「どうしてもこの曲を弾きたい!」という気持ちがぐんと高まりました。
レッスンでリズム遊びをしてから、家でも自らピアノに向かい、「この曲、ぜったいに弾けるようになりたい!」と毎日楽しそうに取り組んでくれているそうです。
保護者の方からも、こんな嬉しいお声をいただきました。
「お家でとても楽しそうに歌っています。
この曲はどうしても弾きたい!と言って、今朝もピアノを弾いていました。」
音楽は、楽しさや嬉しさを感じることで、自ら学びたい、もっと弾けるようになりたいという気持ちが芽生えてきます。
リズム遊びは、その第一歩をサポートする素晴らしい方法です。
これからも、生徒さん一人ひとりが「音楽が大好き!」という気持ちを大切に育てていけるよう、リズム遊びを通してのアプローチを大切にしていきたいと思います。
おうちでも、ぜひリズムを感じながら体を動かしたり、一緒に歌ってみたりしてみてくださいね。
音楽の楽しさが、もっともっと広がりますように。
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