指番号を歌いながら弾くことで、音の流れを体で覚えるピアノ指導

相模原市南区相模大野ピアノ教室

指番号を歌いながら弾くことで、音の流れを体で覚えるピアノ指導

 

こんにちは!相模大野ピアノ教室 講師の はらだともえ です。

 

ピアノを演奏するとき、私たちは「どの指でどの鍵盤を押さえるか」を意識しながら弾きます。

 

 

そのために必要となるのが「指番号」です。

 

指番号とは、親指から小指までに割り振られた番号のことを指し、右手も左手も共通で「1」から「5」までの数字で表されます。

 

この指番号は、スムーズに演奏するためにとても大切な基礎知識のひとつです。

 

当教室では、初めてピアノに触れる生徒さんにも、最初の段階でしっかりとこの指番号を学んでいただきます。

 

ただ数字を覚えるだけではなく、身体を使って楽しく理解できるよう、工夫したレッスンを行っています。

 

指番号の学びは「手形」からスタート!

 

最初のレッスンでは、まず自分の手の形を紙に写して、そこに指番号を書き込みます。

 

こうすることで、自分の手と番号との関係が視覚的にわかりやすくなり、指番号が自然と身についていきます。

 

「1番は親指、2番は人差し指…」というように、それぞれの指に番号があることを実際に見て、触って、体感することで、学びがより深まります。

 

また、数字だけでなく「どの指をどう動かすと無理のない形で鍵盤に届くのか」という身体の使い方も一緒に学ぶことができます。

 

これは、将来的に速いパッセージや難しい曲を弾くときにも役立つ、大切な基礎になります。

 

指番号を「声に出して歌う」ことで自然に身につく

 

次のステップでは、指番号を声に出して歌いながら、簡単な音の並びを弾いていきます。

 

 

たとえば、右手で「ド・レ・ミ・ファ・ソ」と弾くときには、指番号で言えば「1・2・3・4・5」の順番になります。

 

このとき、「ド・レ・ミ…」だけでなく、「1・2・3…」と指番号を同時に声に出しながら弾くことで、頭と手の両方で覚えていくことができます。

 

この練習法には、ただ「覚える」だけでなく、「音と指の動きの関係を感覚的に理解する」という大きなメリットがあります。

 

指番号を歌いながら弾くことで、指の動かし方が自然と身につくだけでなく、音の流れや曲の構造も少しずつ理解できるようになります。

 

音をただ並べるのではなく、「どうしてこの指がこの音を担当するのか」という意識が生まれてくるのです。

 

指番号が「音階の構造理解」へつながる

 

特に右手では、指番号がそのまま音階の番号としても使われます。

 

たとえば、Cメジャースケールを弾くときには「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」と進みますが、このときの指の動きには決まった型があり、それを覚えるためにも指番号の知識は不可欠です。

 

指番号と音の関係を理解しながら練習することで、「今弾いている音がスケールの何番目なのか?」という意識が自然と育まれていきます。

 

このように、指番号の練習は単なる「指使い」のためだけではなく、音楽そのものの仕組みを体感的に学ぶ第一歩にもなるのです。

 

楽しみながら指と音を覚えるから、やる気も続く

 

保護者の方から、こんな嬉しい声をいただきました。

 

娘は“お指の体操”が大好きで、『今日はお指の体操に行くよ!』と元気に教室に向かっています。

 

この「お指の体操」とは、指番号を声に出しながら鍵盤を弾く練習のことです。

 

まるで歌やゲームのように感じられるこの練習方法は、小さなお子さまでも楽しく取り組むことができ、自然と集中力や達成感を育ててくれます。

 

指番号の練習を積み重ねていくうちに、ピアノの演奏そのものがスムーズになり、より豊かな音楽表現ができるようになっていきます。

 

指番号から始まる、音楽の世界

 

ピアノをはじめたばかりの生徒さんが、楽しく指番号を覚えながら音を出す。

 

その第一歩が、のちの本格的な演奏技術や音楽理解の土台になります。

 

当教室では、一人ひとりのペースに合わせて、無理なく・楽しく・確実に基礎力を身につけていけるよう丁寧な指導を心がけています。

 

「ピアノってたのしい!」「もっと弾きたい!」

 

そんな気持ちを大切にしながら、指番号を通して音楽の世界へ一歩踏み出してみませんか?

 

どうぞお気軽に体験レッスンへお越しください♪

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