相模原市南区相模大野ピアノ教室 今年の発表会も無事に終了しました♪
こんにちは!講師のはらだともえです。
先月、無事に今年の発表会を終えることができました。
毎年の恒例行事とはいえ、ステージの幕が下りた瞬間の安堵感と達成感は、やはり特別なものがあります。
会場いっぱいに広がった拍手と笑顔を見て、心から「やってよかった」と思える一日となりました。
100名を超える生徒さんが参加!
今年の発表会は、例年にも増して多くの方にご参加いただき、なんと総勢100名を超える大規模な会となりました。
人数が増えれば準備も大変になりますが、それ以上に、ひとつの空間に100人分の「音楽を楽しむ気持ち」が集まることの素晴らしさを改めて感じました。
5月頃から少しずつ曲選びを始め、生徒さんそれぞれが練習に励み、本番までの約3か月間を積み重ねてきました。
最初は「難しい…」と感じていた曲も、毎週のレッスンを通して少しずつ形になり、できることが増えていく過程をそばで見られるのは、講師として何より嬉しい瞬間です。
ステージの上で堂々と演奏する生徒さんの姿を見ていると、これまでの努力がすべて音に表れていて、思わず胸が熱くなりました。
保護者の方からのあたたかい声
発表会のあと、保護者の皆さまからもたくさんの嬉しいメッセージをいただきました。
娘は「緊張した〜!」と言いながらも、先にカップスやダンスを楽しんでいたおかげで、舞台袖ではお友達と笑顔で待てたようです。
演奏中に少し間違えても落ち着いて弾き続け、強弱や和音にも気をつけて演奏できました。
本人も「楽しかった!」と満足そうで、「またクラシックを弾いてみたい」と話しています。
生徒さんと先生方の演奏、どれも素晴らしかったです。
発表会の翌日、学校でお友達と「上手だったね!」と話したと聞きました。
貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。
こうした温かい言葉をいただくたびに、音楽を通じて人と人がつながっていることを実感します。
発表会は、単に「演奏を披露する場」ではなく、日々の努力を認め合い、励まし合う大切な時間でもあるのだと改めて感じました。
ソロだけでなく、グループ演奏も充実
当教室の発表会では、ソロ演奏だけでなく、グループ発表にも力を入れています。
学年ごとにチームを作り、歌や合奏などを取り入れたプログラムを構成。
それぞれが自分のパートを担当し、仲間と音を合わせる難しさや楽しさを経験しました。
ひとりで演奏する時とは違い、誰かと一緒に音を重ねることで、耳を使って相手の音を聴く力や、リズムを感じる力が自然と育ちます。
ステージでは、緊張の中でもお互いを支え合い、演奏を終えた瞬間の笑顔には、言葉では言い表せないほどの輝きがありました。
思い出深い「最後の会場」
実は今回の発表会は、長年お世話になってきたホールでの最後の開催でもありました。
施設の閉館により、来年の春以降は別の会場へ移る予定です。
この場所で何度もステージに立ち、数えきれない思い出を積み重ねてきたこともあり、「最後の発表会」という気持ちで、私たち講師陣も特別な想いを込めて準備を進めました。
その一環として、今回は卒業した生徒さんたちにも声をかけ、講師と一緒に合奏を行う時間を設けました。
中には吹奏楽部やバンドで活躍している子も多く、ピアノ以外の楽器を自在に演奏する姿に、驚きと感動がありました。
クラリネット、フルート、ギター、ドラムなど、それぞれが得意とする楽器を持ち寄ってのアンサンブルは、とても迫力がありました。
客席からは大きな拍手が湧き起こり、音楽を通じた再会に心が温まりました。
音楽が日常に生き続ける喜び
卒業後も音楽を続け、こうしてまたステージで共演できること。
それは「音楽が一度きりの習い事ではなく、生活の一部になっている」という証でもあります。
そんな姿を見ていると、講師として本当に嬉しく、音楽教育の意義を改めて感じます。
音楽は、練習の積み重ねの中で自信を育み、人との関わりを豊かにしてくれるものです。
発表会を通して生徒さんたちが少しでもその魅力を感じ、これからも音楽を大切にしてくれたらと思います。
次の一年に向けて
こうして、今年も無事に発表会を終え、また新しい一年が始まります。
参加してくださった生徒さん一人ひとりの努力、そして支えてくださった保護者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
これからも、生徒の皆さんが音楽を楽しみ、自分らしく表現できるように、毎回のレッスンを大切にしていきたいと思います。
一人ひとりの成長を見守りながら、それぞれの「音楽の物語」を紡いでいけたら幸いです。
来年の発表会も、また皆さんと笑顔で迎えられますように♪